【スポーツ庁委託事業】フィジー共和国体育ポリシーのユネスコピアレビュー
- 実施期間
- 2019年3月5日〜15日
- 実施エリア
- フィジー・スヴァ、ラウトカ、ナンディ
- スポーツ種目/プログラム種別
- 体育政策支援
- 実施組織
- 独立行政法人日本スポーツ振興センター
- 支援先
- フィジー教育省
- 協同組織
- 筑波大学
- 支援対象者数
- 42人
2015年に国際連合教育科学文化機関(UNESCO)は、子どもがインクルーシブに同世代と共に学び合うというコンセプトの「Quality Physical Education (QPE)」を策定しました。日本が体育先進国としてQPE政策支援国に選定され、フィジー共和国へQPE政策の支援を実施しました。体育・スポーツに関する政策策定に資するアドバイスを行い、現地状況をモニタリングしました。
フィジー共和国では、死亡率の80%以上がNCDs(非感染症/生活習慣病)であると言われるほど、深刻な問題となっています。同国では運動への重要性を理解しつつも、学校体育が充実していません。多くの学校では、体育の授業にスポーツを行うだけで、スポーツの苦手な生徒の不参加が目立ちます。こうした状況において、本事業では、体育・スポーツに関する政策策定の支援を通じて、同国における学校体育の充実及び生活習慣病の予防、身体活動・スポーツ参加率の向上等への貢献を目指します。
活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。
http://www.sftlegacy.jpnsport.go.jp/wp/20190509-1-2/