海外選手の日本受け入れ及び強化援助
- 実施期間
- 2017年9月29日~2018年3月28日
- 実施エリア
- 日本(東京、大阪)
- スポーツ種目/プログラム種別
- 卓球
- 実施組織
- 株式会社タマス
- 支援先
- プエルトリコ卓球協会、フランス卓球協会、アルゼンチン卓球協会、ブラジル卓球協会
- 協同組織
- 早稲田大学卓球部、日本生命卓球部、東京都卓球連盟、日本卓球協会
- 支援対象者数
- 10名
当社は1980年代より海外からの卓球留学生を受け入れ、自社施設(バタフライ卓球道場)での強化練習や強豪チームへアテンド行い、合同練習会や強化試合などを実施しております。後に世界選手権代表、オリンピック出場、オリンピックメダリストとなった選手も過去に受け入れている実績があります。昨年度はプエルトリコ、フランス、アルゼンチン、ブラジルの選手及びコーチを受け入れ、強化活動の援助を行いました。
プエルトリコ選手、コーチリオ・デジャネイロオリンピックに出場したプエルトリコの女子選手アドリアナ・ディアス及びコーチであり父親のブラディミール・ディアスの受け入れを平成29年9月29日~10月6日、また平成30年1月29日~2月17日の期間に行いました。プエルトリコはハリケーンの甚大な被害を受けており、また卓球後進国であるため、レベルの高い日本での練習機会は大変有意義でした。最初の来日時には世界ランキング90位前後でしたが、現時点では40位前後まで上昇しました。
フランス女子選手、コーチ
フランスカデット、ジュニアナショナルチームの女子(プリティカ・パベダ、クロエ・ミショー)とコーチのニコラス・グレイナーを平成30年3月4日~28日の期間に受け入れました。当社の所有のマンションに寝泊りし、ナショナルトレーニングセンターにてホープスナショナルチームの合宿に参加させていただいた後に、東京選手権に出場しました。東京選手権ではカデットに出場したプリティカ・パベダが3位に入賞することができました。その後、文大杉並中高卓球部で練習をさせていただき、期間後半は日本生命に移動し、約2週間強化練習をさせていただきました。
南米卓球留学生の強化活動受け入れ
アルゼンチン(フランシスコ・マッシン、トビアス・リバック)、ブラジル(アナ・ボンセーレ、ニコラス・ヤマネ、フラビオ・シライ)の5名のカデット世代の選手の受け入れを平成30年2月1日~3月2日の期間に行いました。当社の卓球道場にて元トップ選手だった社員から指導を受け、また早稲田大学女子卓球部との合同練習に参加させていただきました。約1ヶ月の滞在でしたが、実力を上げて帰国したようです。
活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。
http://www.sftlegacy.jpnsport.go.jp/wp/20180725-1-2/
主催者からのコメント :
卓球の後進国の若い選手を受け入れる活動を当社は長年行ってきました。平成29年度はオリンピックに出場した選手から、各国代表を目指すレベルの選手まで幅広いレベルの選手を受け入れましたが、それぞれがレベルアップして帰国できたと思います。今後も同様な活動を続けて行きます。