【青年海外協力隊活動レポート】
青年海外協力隊によるスポーツ活動ワークショップ – PHYSICAL ACTIVITIES × STAFFS IN REHABILITATION SCHOOLS = CHILDREN’S GROWTH-

実施期間
2015年6月18日〜19日
実施エリア
ケニア共和国・カカメガ
スポーツ種目/プログラム種別
体育/スポーツ活動
実施組織
独立行政法人 国際協力機構(JICA) JICAケニア青少年チーム
支援先
ケニア国内の児童拘置所・更生学校12箇所
協同組織
ケニア労働・社会保障・サービス省児童局、一般社団法人協力隊を育てる会、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構
支援対象者数
23人(研修会参加者)、児童拘置所・更生学校に収容されている子どもたち約1,000名

2015年6月18日・19日に、東アフリカ・ケニアのカカメガにて、青少年活動隊員7名がケニア政府との連携によりスポーツ活動ワークショップを開催しました。隊員はこの研修を通して、全国にある児童拘置所や更生学校などの施設でスポーツ活動を普及させるために、種目の選択から英文の指導案集の作成まで準備を重ねました。当日は日本からは「一般社団法人協力隊を育てる会」も取材に駆けつけました。また、各施設には日本アンチ・ドーピング機構(JADA)からスポーツの価値を啓蒙するための教材が配布されました。

現在、ケニアでは、非行で補導された児童やストリートチルドレンなどを収容する児童拘置所、更生学校などの施設で、協力隊の青少年活動隊員が活動しています。それらの施設には、心身の成長過程にある子どもたちが多数措置されているものの、スポーツ活動が子どもたちに与える社会的な重要性が職員の中で共有されていなという共通の課題がありました。研修では、サッカー、ハンドボール、バレーボールなどのルールや教え方について講義と実技を行った後、施設毎に今後のスポーツ活動に関するワークプランを作成しました。

からのコメント :

参加者からは「スポーツを教育に取り入れる方法がわかった」「教材が配られたので、あとから見直しやすくてよい」といった感想が寄せられたほか、職場に戻ってバレーボールコートをつくった参加者や、ワークショップで学んだことを早速実践に移した参加者もいました。ワークショップ内での参加者の前向きな発言や、実践演習時の溌剌とした態度からも、まずは参加者自身がスポーツを楽しみ、スポーツへの積極的な態度を養うという研修の基本的なねらいは達成できました。

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