日本国とブラジル共和国間のスポーツ・体育教育分野における協力覚書（2016年10月）を端緒に、ブラジル公教育への「柔道」導入を支援しています。
昨年度から開始した本プロジェクトは、ブラジルにおいて柔道の教育的価値が認められるとともに、その価値の普及を担う指導者の育成に貢献してきました。

昨年度に引き続き2回目となる本事業は、ブラジル柔道指導者8人を日本に約1か月間招へいし、筑波大学を拠点に日本の学校体育分野における柔道の講義、実技、大会等視察を実施しました。
講義では日本の学校体育における武道必修化の背景や嘉納師範が記した言葉などを習得し、実技では安全な指導や柔の形などを体得し、実際の中学校の柔道の授業や町道場、柔道大会等を視察しました。日本発祥の「柔道」について深く理解することができました。

<関連事業>
・ディスカバリーキャンプ　トゥモローズフレンズプログラム〜柔道の学校体育導入支援〜
・ブラジル公教育への柔道導入支援～柔道指導者派遣～