マリモスト2017(ボスニア・ヘルツェゴビナにおけるスポーツアカデミーを通じた民族融和プロジェクト)
- 実施期間
- 2017年4月1日〜2018年3月31日
- 実施エリア
- ボスニア・ヘルツェゴビナ・モスタル市
日本・東京および大阪 - スポーツ種目/プログラム種別
- サッカー、ラグビー、ボルダリング、その他
- 実施組織
- 特定非営利活動法人Little Bridge
- 支援先
- The Mali Most Sports Foundation
- 協同組織
- 外務省、国際協力機構
ハウスコム株式会社
日本国際協力システム
関西・大阪21世紀協会 - 支援対象者数
- 70人
民族紛争の傷跡が残るボスニア・ヘルツェゴビナのモスタル市において、5歳〜14歳までの子どもが民族を問わず通えるスポーツアカデミー「mali most」を設立。スポーツを通して民族間で交流し、対立する民族が融和するきっかけを創り出します。同時に、ボスニアの子どもが来日するツアーを実施し、日本とボスニア間の文化交流の機会を提供しました。
mali mostでは週5回サッカーの練習や試合で、多民族出身の児童70名が共にスポーツを楽しんでいます。2016年10月のアカデミー開校から、サッカー以外のスポーツアクテビティの実施や2018年秋からの公式戦参戦など、活動の幅は広がっています。2017年8月3日〜10日開催のスタディツアーではボスニアの子ども10名が日本の子どもとスポーツ交流を行いました。2017年度の活動の様子がテレビやラジオで計4回取り上げられるなど、日本国内での認知も徐々に広がっています。関連サイト:
NPO法人Little Bridgeホームページ
活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。
http://www.sftlegacy.jpnsport.go.jp/wp/20180615-1-2/
ジェナン・シュタ(プロジェクトマネージャー)
現地関係者からのコメント :
mali mostは一過性のイベントではなく、アカデミーとして長期的に継続されるという点で現地の住民や関係者から高い評価を得ています。モスタル市では民族ごとに住む地域や学校が分かれていますが、mali mostでは異なる民族出身の子どもたちが民族の違いを意識せず、一緒に楽しい時間を過ごしています。