ブラジル公教育への柔道導入支援~柔道指導者派遣~

実施期間
2018年3月5日~15日
実施エリア
ブラジル連邦共和国
スポーツ種目/プログラム種別
柔道
実施組織
独立行政法人日本スポーツ振興センター
協同組織
国立大学法人筑波大学
スポーツ庁
外務省(在ブラジル日本大使館、在サンパウロ日本国総領事館)
公益財団法人講道館
ブラジルスポーツ省
ブラジル柔道連盟
サンパウロ州柔道連盟
ブラジル講道館柔道有段者会
支援対象者数
30,700人

日本は2016年スポーツ・文化・ワールド・フォーラムを契機にブラジルと締結したスポーツ分野における協力覚書に基づき、ブラジル公教育への柔道導入を支援しています。今般、昨年9月に実施したブラジル柔道指導者招へい事業に続く取り組みとして、日本柔道指導者のブラジル派遣事業を実施しました。

筑波大学から柔道指導者2名をブラジルに派遣し、サンパウロ州内5都市において現地の柔道指導者を対象に柔道が有する教育的側面に関する講義や児童に対する実技指導方法について講習会を開催しました。また、現地の小中学校を訪問し、柔道指導者や教員等と意見交換を行いました。柔道を導入してから7年が経つ学校では、児童の生活態度、集中力が改善し、学習面にも好影響がでていると報告がありました。

活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。
http://www.sftlegacy.jpnsport.go.jp/wp/20180410-2-2/

サンパウロ州柔道連盟 アレッサンドロ 会長

現地関係者からのコメント :

「ブラジルは若年層人口が増加し、若年層の犯罪や薬物使用が社会問題となっています。私たちは柔道を公教育に導入することで、子どもの居場所を学校に作り、礼節や相手を敬う心を学ばせたいと考えています。今回の講習会では、日本の著名な柔道指導者から柔道の教育的価値と指導方法を直接伝達していただきました。参加者にとって大変有意義な講習会となりました。」

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