対ベトナム社会主義共和国 初等義務教育
ヘキサスロン運動プログラム導入普及促進事業
- 実施期間
- 2015年12月1日~2018年2月15日
- 実施エリア
- ベトナム・5政府直轄都市
(ハノイ、ハイフォン、ホーチミン、カントー、ダナン)と周辺9省 - スポーツ種目/プログラム種別
- “日本型体育授業”としての
「ヘキサスロン運動プログラム」 - 実施組織
- ミズノ株式会社
- 支援先
- TRONG PTCS THUC NGHIEM公立小学校
TRAN QUOC TOAN公立小学校
PHOUNG LIEN公立小学校
TRAN VAN ON公立小学校等
計375校の公立小学校教員と小学生 - 協同組織
- <ベトナム>
教育訓練省/体育局
教育科学院/体育研究室
ハノイ市教育訓練局
ダナン市教育訓練局
ハノイ首都大学
<日本>
株式会社セルフウイング
日本国際学校
ミズノスポーツサービス株式会社
セノー株式会社 - 支援対象者数
- 35255人
ミズノは、独自に開発した運動プログラム「ヘキサスロン」をベトナム全土の公立小学校に導入することにより、現地初等義務教育における体育授業の課題解決に貢献し、ひいては全てのベトナムの小学生に対して「運動をすることの楽しさと喜び」を供給することを、当該事業の目的としています。
2017年度は、5つの小学校でヘキサスロンの用具を用いた日本型体育授業を実施しました。いずれの授業においても、全ての子どもたちが笑顔で取り組んでいる様子を確認することができ、事業の目的である「運動することの楽しさと喜び」を子どもたちに感じてもらうことができたと感じています。さらに、安全性に十分配慮した用具を使った「投げる」や、ハードルを使った「跳ぶ」といった動作を繰り返し行うことで、動作の上達ならびに運動量の改善にもつながっていることを、定量データとして確認することもできました。これらの結果については、現地の教育行政機関も認識してくれていることから、「学習指導要領」への正式導入を期待しています。
今後、ミズノはこれまでの活動をより確実に推進するために、2019年から改訂予定の「学習指導要領」への「日本型体育授業としてのヘキサスロン」導入とその定着化に向けたモデルケースを現地で作り出すことを目指します。
事業の様子はこちらをご覧ください。
活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。
http://www.sftlegacy.jpnsport.go.jp/wp/20180316-1-2/
全ベトナム学校教育品質確保プログラム/幹事長
ベトナム教育訓練省日本視察ミッション/団長
チャン・ディン・ツアン博士
現地関係者からのコメント :
はじめに「日本型教育コンテンツとしてのヘキサスロン運動プログラム」を、我が国ベトナムの初等義務教育(公教育)に導入できることを大いに期待しております。
つぎに、我々の国家であるベトナムと日本の関係が益々緊密なものとなり、ひいては日本からのベトナム教育制度へのご支援を通じて、我が国の子どもたちの体力改善や向上に繋がることを切に願っております。
さいごに、日越両国の友好関係が益々発展することとミズノ株式会社様のご繁盛、並びに社員の皆様のご健勝ご多幸及びご活躍を祈念致します。改めまして、心より御礼を申し上げます。