パス・イット・バック ~タグラグビーで子どもの成長を支えるプロジェクト~
- 実施期間
- 2016年12月~2017年11月
- 実施エリア
- フィリピン・西ネグロス州
- スポーツ種目/プログラム種別
- タグラグビー、サッカー
- 実施組織
- 特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン
- 協同組織
- 日本ラグビーフットボール協会
ワールドラグビー、アジアラグビー
ウィメン・ウィン
フィリピン・ラグビー・フットボール協会 - 支援対象者数
- 237人
貧困などの困難な立場にあるフィリピンの若者や子どもたちに、タグラグビーを通してリーダーシップやジェンダー平等についての知識・考え方を身につけ、日々の生活で活かしてくためのライフスキルを習得する学習プログラムを提供しました。
コーチ研修を受けた若者が、子どもたちが構成するラグビーチームに全16回のプログラムを指導しました。2017年8月には全チームが集結する競技大会が開催され、元男子日本代表の向山昌利氏、同守屋篤氏、リオ五輪日本代表の小出深冬選手、田中夏葵選手によるラグビー指導も行われました。
11月のプログラム終了式では、各人がその経験や活動からの学びと成果を振り返り、未来への抱負を分かち合いました。ラオスとベトナムでは引き続きプロジェクトを実施中です。
参加者からのコメント :
・「自分が教えたライフスキルを子どもたちが実践していることにやりがいを感じた。
努力しなければ何も達成できないと気が付き、(中退していた)学校に戻ろうと考えている。」(コーチ・19歳)
・「日本のラグビー指導者の皆さんはとてもやさしく、礼儀正しかった。ラグビーの5つの価値を実践していると感じた。」(選手・16歳)