カンボジア初のゴールボール・ワークショップ開催
- 実施期間
- 2017年3月15日〜16日
- 実施エリア
- カンボジア
- スポーツ種目/プログラム種別
- ゴールボールパラスポーツ講習会
- 実施組織
- 独立行政法人日本スポーツ振興センター 一般社団法人日本ゴールボール協会
- 支援先
- カンボジア・パラリンピック委員会
- 協同組織
- カンボジア・パラリンピック委員会
- 支援対象者数
- 81人
日本スポーツ振興センターと日本ゴールボール協会が連携し、ゴールボールが導入されていないカンボジアにて、ゴールボールを紹介するワークショップを開催しました。
講習会には8名の視覚障害者を含む31人が参加し、ゴールボールの歴史やルール、コートの作り方を学んだ後、実技を行いました。コートの広さを目で確認できない視覚障害がある参加者は、コートラインを触りコート感覚を養いました。実技では、アイシェード(目隠し)をつけて鈴の入ったボールを投げたり、体で受けとめる練習をしました。初めはぎこちない動きでしたが、練習の最後には見違える程の素早い動きが展開されました。9月にマレーシアで開催されるASEANパラゲームズにてゴールボールチームの参加を目指すことが、カンボジア・パラリンピック委員会事務局長より熱く語られました。今後もより多くの視覚障害者がスポーツを楽しむことを願っています。また、ゴールボールは視覚障害がある人・ない人が一緒に楽しむことができますので多様な方々に体験していただきたいと思います。
現地関係者からのコメント :
ゴールボールという新しいスポーツを知ることは大変刺激的で楽しかったです。早速、職場のスタッフにゴールボールを紹介する講習会の開催を計画しています。日本の皆さんによる素晴らしい指導、ルールブック等貴重な資料・用具の提供に感謝します。(スポーツを通した児童支援を行うNGO「Indochina Starfish Foundation」職員より)