J リーグが中心となり震災被害のネパールで合同スポーツ教室、防災教育を実施

2016年2月17日

ニュースリリース

公益社団法人日本プロサッカーリーグ(J リーグ)は、ネパールにて 2016 年 2 月 4 日、「スポーツ・フォー・トゥモロー」事業の一環として防災教育を兼ねた合同スポーツ教室を開催しました。
この事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの委託を受けたスポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム会員(SFTC会員)である J リーグが、同じくSFTC会員である FC 東京や NPO 法人ネパール野球ラリグラスの会、日本国際協力システムに協力を要請し、複数のスポーツ団体が一同に会して実施したものです。
ネパールでは、昨年 4 月 25 日に大地震が発生しました。今回 J リーグは、甚大な被害が出たネパールのカトマンズ周辺にて、2016 年 2 月 1 日から 2 月 7 日までに計16校の学校を訪問し、被災した子どもたちをスポーツを通じて勇気づけるとともに、今後の災害に備えるために「防災体操」を紹介しました。同月4日には、首都カトマンズの ANFA chyasal ground にて、それまで種目ごと(サッカー・バレーボール・野球)に学校を巡回していたプロのコーチらが一同に会し、子供たちに様々なスポーツの実技指導を行うとともに、「防災体操」を通して防災への理解を深めました。
イベントには地元の学校から約 600 名の子どもたちが参加。参加した学校の教員からは、「震災によって学校もダメージを受け、スポーツをできる環境が震災前に比べ限られていた。今日の子供達の笑顔がとても印象的であった。これまでネパールで行われていないようなスポーツの楽しみ方(プログラム)も紹介され、参加できてとても良かった」との声が寄せられました。
SFTCでは、今後も、スポーツの力を活用し、災害復興を含む各国の課題解決に取り組んでいきます。
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