【スポーツ庁委託事業】JSC-JOC-NFによる西が丘ハイパフォーマンスセンター等を活用した連携プログラム(体操競技、フィンランド)

実施期間
2019 年 2 月 17 日~2 月 26 日
実施エリア
日本・東京
スポーツ種目/プログラム種別
男子体操競技
実施組織
独立行政法人日本スポーツ振興センター、公益財団法人日本オリンピック委員会、 公益財団法人日本体操協会
協同組織
FINNISH GYMNASTICS FEDERATION SVOLI
支援対象者数
10 人(内訳:コーチ 4 名、男子選手 6 名)

昨年度、男子ジュニアナショナル選手(U15)がフィンランドに招待していただき、10 日間の合宿をすることができた。そこで、日本選手の取り組みや姿勢、ジュニア選手育成の考え方を知ることとなり、今年度は是非、日本に来日して更に学びたいという意向があり、計画するに至った。 フィンランドは、近年ヨーロッパの中では体操後進国となっているが、日本のジュニア選手の育成方法を学び、オリンピックに向けて強化したいという思いで、実現することになった。

・練習時間:午前 9:00-12:00、午後 14:30~18:30
・練習内容:以下のとおり
【午前中】体操選手の特異性を考慮した柔軟およびウォーミングアップ(30 分)、タンブリングトランポリン(30 分)、ゆか、跳馬の基本技術習得(60 分)
【午後】ウォーミングアップ(30 分)、ゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の技術習得(120 分/各日に種目を 2~3 種目選択して)、クールダウン(20 分)
※体操競技のスポーツ特性(特異性)に合った身体づくりおよび柔軟性の向上、またトランポリンを使 った基本技術の習得と段階的指導方法を講習した。
※特に体操選手に必要となる柔軟性の重要性について講習を行った。
※新たに取り組んでいる技、これまで取り組んでいた技についての指導や助言等を行った。
※ジュニア選手特有の成長期に起きうる関節の傷害予防についてトレーナーから助言を行った。

Matti Parojärvi (マッティ パロヤルビ) フィンランド ジュニア体操代表チーム ヘッドコーチ

参加者からのコメント :

今回、初めての日本合同合宿でしたが、参加してみて諸々の手配や配慮が非常に素晴らしいものでした。この NTC トレーニングセンターは最高峰の設備を整え、トップアスリートのための設備だということは一目瞭然です。また、宿泊施設の方も質が非常に高く、栄養価の高い食事も含めて、参加者全員で堪能させていただきました。大入浴場はその中でも特に選手たちのお気に入りの場所となりました。 練習場に関しては、設備がしっかり整っていることやその質の高さに感銘を受けました。また、練習に必要なものもすべて、きちんとそろっていました。加えて、練習の間は、日本のコーチの皆さんから多くの助言を頂き、大変に暖かい歓迎を受けました。私たちフィンランド側の選手たちが日本の選手たちの練習に一緒に参加させてもらえたこと、そしてコーチの皆さんが親身に助言してくださったことに心から感謝しています。 全体的に見て、合宿そのものも、また各種手配に関しても全く非の打ちどころがないといって過言ではありません。 体操選手、コーチそしてフィンランド体操協会を代表して日本体操協会主催のこの合同合宿に感謝の気持ちを表すと同時に、この友好関係がこの先も続いていくことを心から願っております。 心より感謝を込めて。

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