UNDOKAIの普及を目的とした 「Sports School Caravan」をブータンで実施

実施期間
2018年3月8日~15日
実施エリア
ブータン
スポーツ種目/プログラム種別
運動会競技(長縄跳び、二人三脚、飛び馬、綱引き)
ブータン流ラジオ体操 「エンギリュージョン」
実施組織
日本スポーツ振興センター
青年海外協力協会
支援対象者数
46595人

日本スポーツ振興センターは、公益社団法人青年海外協力協会に再委託し、ブータン王国の保健体育教育の発展を後押しすることを目的に、学校をキャラバン隊で巡回して指導を行うプログラム「Sports Class Caravan(以下、SCC)」を通じて、日本型の「UNDOKAI」競技を紹介し、実践的に学ぶ機会を創出しました。

ブータン王国の対象校10校の体育授業を活用して、UNDOKAI競技「長縄跳び、二人三脚、飛び馬、綱引き」を紹介、実施しました。参加した子どもたちは、UNDOKAI競技への関心が高く、中でも「綱引き」が一番盛り上がりました。国として体育の重要性を理解していながらも、体育専門の教員不足などが原因で体育実施が少ない状況において、今回紹介した競技はどれも実施しやすく、教員や学校側にとって新たな知見を得る有効な機会となりました。本事業ではUNDOKAI競技の紹介だけでなく、曲に乗って楽しみながら体を動かすブータン流ラジオ体操「ヨンギリュージョン」も実施しました。朝礼等を活用したため、全校児童生徒だけではなく、教職員も一緒に参加し、楽しく運動をしました。
また、パロ教育大学において、体育及びUNDOKAI普及の担い手である現地教員に対して「トレーナー養成プログラム」を実施し、継続的な体育・スポーツイベント開催のヒントや技術スキルを伝授しました。今後のブータンにおける学校体育の充実と発展が期待されます。
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