ウガンダ北部の南スーダン難民居住地における教育支援(第 2 期)
- 実施期間
- 2018 年 8 月 1 日~2019 年 5 月 15 日 (スポーツイベント実施時期 2018 年 11 月および 2019 年 3 月 )
- 実施エリア
- ウガンダ共和国ユンベ県ビディビディ難民居住地 Zone1、Zone5
- スポーツ種目/プログラム種別
- サッカー、ネットボール
- 実施組織
- 特定非営利活動法人 難民を助ける会 (AAR Japan)
- 支援先
- ウガンダ共和国首相府難民局
- 協同組織
- JPF (特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム)
- 支援対象者数
- スポーツイベントに参加した児童 586 人、観客約 800 人
ウガンダの北西部に位置するビディビディ難民居住地には、隣国の武力衝突から逃げてきた約23 万人の南スーダン難民と地元住民が共に暮らしています。本事業では、難民の子どもたちと地元ウガンダの子どもたちがスポーツを通じて交流を深め、民族・言語・国籍を超えた友情を育み、相互理解を促進する機会として、スポーツ大会を開催しました。
難民の子どもたちが通う小学校では多様な民族や言語が混在しているため、異なる民族や言語を起因とした喧嘩が発生することも珍しくありません。また、環境の変化や紛争体験から精神的な負担を抱える子どももいます。そこで、民族や言語の壁を越えた相互理解の場、心身のリフレッシュの機会として、事前の練習会と大会 2 回を実施しました。チームは国籍・民族混成とし、男子はサッカー、女子はサッカーとネットボールを通じて交流しました。(AAR Japan ウェブサイト)
https://www.aarjapan.gr.jp/activity/uganda/
ウガンダ事務所駐在員/プログラム・コーディネーター 藤田 綾
主催者からのコメント :
大会では、子どもたちから「友情が深まった」「新しくできた友達から諦めない心を教わった」「仲間と励まし合い助け合うことができた」といった声が聞かれました。スポーツを通して、楽しさ、うれしさ、悔しさなど様々な感情を開放し仲間と共有しながら、子どもたちが民族や言語の枠を超えた友情を育くめたことが分かりました。