コロナに負けずオンラインで発表会!ウルグアイ卓球バレー
- 実施期間
- 2017年10月~現在
- 実施エリア
- ウルグアイ
- スポーツ種目/プログラム種別
- 卓球バレー
- 実施組織
- 独立行政法人国際協力機構(JICA)
- 支援対象者数
- 約300人
2017年にJICA東北が実施した課題別研修「スポーツを通じた障害者の社会参加の促進」に参加したウルグアイからの研修員のアルビスさんが帰国後も2年半にわたり卓球バレーを普及、徐々にそのネットワークを拡大しています。卓球バレーの紹介ビデオも作成し、2020年5月27日にオンラインにて発表会を実施。在ウルグアイ日本国大使、日本卓球バレー連盟代表者、ラテンアメリカ・カリブ地域帰国研修員連盟会長、ボリビアやブラジルの帰国研修員、ウルグアイから教育機関関係者、帰国研修員、さらにJICAウルグアイ支所の関係者など約40人が参加しました。
卓球バレーは、どんな障がいがあっても参加でき、子供、高齢者、性別等に関係なく、誰でも楽しめるスポーツで、ウルグアイの小中学校でも、わずかな費用で実施可能なスポーツとして楽しまれています。アルビスさんは卓球台を板で代用したり、ラケットを地元の大工に板で作ってもらったりするなどして、帰国後に少しずつ卓球バレーを広めていきました。卓球バレー専用のプラサウンドボールはウルグアイには無いため、日本卓球バレー連盟に協力を依頼して贈与を受けました。こうした活動の結果、約2年半で全国19県中6県にある41の機関で実施されるまでに普及しました。アルビスさんとその関係者は、卓球バレーを全国的に普及し、各県や全国レベルでの大会の開催、将来的には、ウルグアイ卓球バレー連盟を設立して国際大会に出場することを目指して、今後も熱心に活動を継続していきます。
■卓球バレー紹介ビデオ https://youtu.be/Orwp4js_GCY
■課題別研修スポーツを通じた障害者の社会参加の促進 https://www.jica.go.jp/activities/issues/sports/ku57pq00002lqrhf-att/world_02.pdf