【青年海外協力隊活動レポート】タンザニア柔道をソフト面・ハード面から支援
- 実施期間
- 2015年〜2016年
- 実施エリア
- タンザニア・ダルエスサラーム、モシ
- スポーツ種目/プログラム種別
- 柔道
- 実施組織
- 独立行政法人国際協力機構(JICA)隊員:平川将康(柔道)
- 協同組織
- 全日本柔道連盟NPO柔道教育ソリダリティー東海大学付属仰星高等学校 JICAタンザニア・タンザニア柔道連盟anzania Prison(配属先)
- 支援対象者数
- 400人
支援活動を通じて、タンザニア柔道の質の向上に貢献しました。 ◆ソフト面 ・審判講習会を行い、タンザニア人審判のスキル向上に努めました。 ・タンザニア体重別選手権大会を行い、タンザニア全土の柔道のレベルアップに努めました。 ◆ハード面 ・畳を167枚、柔道衣50着、日本から支援を受けました。 ・配属先とJICAタンザニアと協働で道場の建設を行いました。
以前、タンザニア本土には柔道畳がなく、もみ殻にシートを被せたり、ゴム板を畳代わりに使用していた為、怪我が頻繁に発生し、柔道の姿勢も良くありませんでした。しかし、全日本柔道連盟様、NPO柔道教育ソリダリティー様、東海大付属仰星高等学校様から計167枚の畳を支援していただき、怪我も減り、姿勢も大幅に改善されました。いただいた畳をさらに有効活用し、審判講習会やタンザニア国内大会を開催しました。またJICAタンザニアと配属先と協働で柔道場のリノベーションを行いました。
タンザニア柔道をソフト・ハード面からサポートすることにより、タンザニア柔道の発展に貢献でき、東京2020大会に出場できる選手の育成も期待できるようになりました。
活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。
http://www.sftlegacy.jpnsport.go.jp/wp/2015-2016-2/
参加者からのコメント :
・怪我のリスクが減り、安全に稽古ができるようになりました。 ・ありがとうございます。審判講習会でルールの理解度が深まりました。また柔道衣を着用しての実践型はとても分かりやすかったです。 ・ありがとうございます。素晴らしい道場ができました。これからタンザニアの柔道に発展に貢献できるよう尽力したい。タンザニア全土での合同練習など開催もできるようになり、東京2020大会へ出場できるよう日々稽古に励みます。