東南アジア・パラリンピック委員会対象「パラスポーツマネージメント研修」

実施期間
2016年10月20日〜24日
実施エリア
日本・東京
スポーツ種目/プログラム種別
パラスポーツ/研修
実施組織
日本スポーツ振興センター
Agitos財団(国際パラリンピック委員会の開発部門を担う組織)
支援先
東南アジア9カ国のパラリンピック委員会(カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス、東ティモール)
協同組織
日本パラリンピック委員会(JPC)
日本財団パラリンピックサポートセンター
支援対象者数
24人

日本スポーツ振興センターとAgitos財団は東南アジア9ヶ国から18人のパラリンピック委員会関係者を招き、日本パラリンピック委員会、日本財団パラリンピックサポートセンターの協力を得、パラスポーツマネージメント研修を開催しました。2020年の東京パラリンピック競技大会そしてその先に向け、パラスポーツを振興する担い手を育成することをねらいとし行われました。

研修は、3つの目的をもって実施。1つ目は、研修で得た知見を自国で普及するためのプレゼンテーション・ファシリテーション技術の取得。2つ目は、パラリンピックに関する基礎知識の取得。3つ目は、国内外のネットワークの構築。
 前半はAgitos財団によるセッションが行われ、グループに別れてのプレゼンテーション演習を繰り返し行いました。優れた講師陣によるファシリテーションのおかげで、楽しく積極的にそして確実に新しい知見・技術を獲得しました。
 後半は、JPCによる日本の経験の共有、日本アンチドーピング機構や東京2020組織委員会によるセッション、日本ブラインドサッカー協会によるブラインドサッカー体験、国立スポーツ科学センターや東京都障害者総合スポーツセンターの見学など、日本の資源を活かしたセッションが行われました。
 帰国後は、彼ら自身でワークショップを実施することとなっており、Agitos財団が引き続きフォローしていきます。

参加者からのコメント :

当NPCは、マネージメントの課題を改善すべく再建しているところ。研修から多くの事を学び、組織改善のために活かしたいと思い参加した。研修は、参加者が主体的に参加できるよう工夫されており、多くのプレゼン技術を学ぶことができた。初めは一本調子なプレゼンしかできなかったが、グループワークを通し徐々に改善された。大変素晴らしい研修だった。(東ティモールからの参加者より)

東南アジア・パラリンピック委員会対象「パラスポーツマネージメント研修」1
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