在外公館文化事業 講道館(柔道)
レクチャー・デモンストレーション・ワークショップ
- 実施期間
- 平成27年5月20日
- 実施エリア
- ブラジル サンパウロ州 サンパウロ市
- スポーツ種目/プログラム種別
- 柔道
- 実施組織
- 在サンパウロ日本国総領事館
- 協同組織
- 講道館 国際交流基金 サンパウロ州柔道連盟 ブラジル柔道連盟
- 支援対象者数
- 100名
日伯修好120周年記念事業の一環としてサンパウロ地域の日系学校のブラジル人生徒を講習対象とし,講道館(柔道)レクチャー・デモンストレーション・ワークショップを実施した。約200万人もの柔道人口を抱えるブラジルでは柔道に関する関心が非常に高く,大人数の柔道指導者を日本から迎えることは初めてであった。2016年のリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック開催に始まり,2020年の東京オリンピック・パラリンピックへとつながっていく,2国間のスポーツ交流が活性化されるイベントとなった。
日伯修好120周年及び,在サンパウロ総領事館100周年の本年に,講道館の上村館長(モントリオールオリンピック金メダリスト)をはじめとする講道館有段者の講師の方々を日本からお迎えし,サンパウロ地域のアルモニア学園,赤間学院ピオネイロ校,大志万学園に通学している,12歳から14歳までの100名のブラジル人生徒を集め,柔道の歴史・精神,形について講習会を実施できたことで,柔道に関する総合的な理解を深め,スポーツを通じた日伯交流が深まる事業となった。アルモニア学園 柔道講師
ファビオ サントス オリベイラ先生
からのコメント :
生徒達にとって柔道イベントでの経験はとても素晴らしいものになりました。技術のみならず,人を尊敬する態度や,集中すること,柔道に向かう姿勢を学びました。参加した生徒達は,日本の国技に生まれてはじめて触れ,感動し,驚き,目はとても輝いているように見えました。ブラジルではなかなか体験することのないこのような貴重な機会を頂き誠に有難うございました。