ランニングクリニック2016(切断者のスポーツ用義足体験)

実施期間
2016年11月11日〜13日
実施エリア
日本・東京
スポーツ種目/プログラム種別
陸上/障がい者スポーツ/ワークショップ
実施組織
オットーボック・ジャパン株式会社
協同組織
協賛 : 一般社団法人 日本パラ陸上競技連盟、日本財団パラリンピックサポートセンター
協力団体: 明海大学、株式会社アシックス 

後援団体 : ドイツ連邦共和国大使館、在日ドイツ商工会議所、ポルシェジャパン株式会社
支援対象者数
1人(内訳:ドイツ)その他、日本より14名が参加

多くの切断者の方に、スポーツを体験し走る喜びを感じていただくために、今年もまた「ランニングクリニック」を開催いたしました。第2回目となるクリニックは、2016年11月11日から3 日間にわたり明海大学浦安キャンパスにて行われました。昨年に引き続き2人のパラリンピックメダリスト、ハインリッヒ・ポポフ選手、山本篤選手を講師に迎えて、12名の大腿切断者に加え、今年は1名の下腿切断者、1名の両下腿切断者も参加しました。

10代から60代まで幅広い年齢層の14名の参加者は、ほとんどがスポーツ義足の経験を持たない全くの初心者、または 1〜2年程度のランニング経験者で、「子供と一緒に走りたい」という方から、「パラリンピックに出場したい」という方まで、その目標は様々でしたが、世界最高レベルの指導者から受ける教えを最大限に吸収したいという共通の熱い思いをもち、最初の一歩からスタートし、基礎トレーニング、バスケットボールやサッカー、 1km走や100mダッシュなど、最後まで果敢にチャレンジしました。 ポポフ選手、山本選手のフレンドリーかつ熱意あふれる素晴らしい指導と、モチベーションの高い参加者が真摯に取り組む姿を通し、ランニングクリニックに関わったすべての人々が勇気と感動を分かち合った3日間となりました。

参加者からのコメント :

クリニック参加者の感想 ・ 走りながら、義足になる前の走っている自分を思い出しました。ふわっと体が浮いている感覚は、たとえようもない感動です。
・ バスケット、サッカーの中での動きにも、重要な事が含まれていることがわかった ので、子供たちと一緒に今後もサッカーをして、トレーニングをしていきたい。
・ ピンポイントで指導していただき、大変参考になりました。これからも多くの人々に 歩く、走る方法を伝えていただけたらと思います。私の様な超初心者にもきちんと説明して指導してもらったことは、私の財産です。
・ まさか、この3日間で走れる様になるとは思いませんでした。走ることだけでなく、普段の歩き方、日々のトレーニング方法など、日頃自分がわからなかったことが知れて大変良かったです。
・ 徹底的な基礎トレーニングのおかげで走りきることができた。この内容を仲間にシェアしたい。
・ 走ることに必要な動きやイメージを順をおって指導していただくことができ、クリニック終了後も自身の糧となる内容でした。

ランニングクリニック2016(切断者のスポーツ用義足体験)1
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