パラリンピック金メダリスト義足ランナーと一緒に“かけっこ”

実施期間
2016年11月10日
実施エリア
日本・東京
スポーツ種目/プログラム種別
陸上/障がい者スポーツ/教育・講演・人物交流
実施組織
オットーボック・ジャパン株式会社
協同組織
文京区立大塚小学校
支援対象者数
3人(内訳:ドイツ、香港)その他、日本の小学生約150名と教師が参加

都内文京区立大塚小学校にて、リオパラリンピック陸上競技 走幅跳T42(大腿切断)金メダリストのハインリッヒ・ポポフ選手を迎え、小学児童を対象に "金メダリストと一緒にかけっこをしよう" という授業を行いました。

150名の全校児童と父兄関係者の盛大な拍手の中、ポポフ選手は体育館に迎えられ、先生が最初にメジャーを取り出し、ポポフ選手がリオで飛んだ6.7mを児童の前で再現しました。小さな体の小学児童にとってはこの飛距離はとてつもなく長く映ったのか、驚きと拍手の渦が体育館に響き渡りました。その後、ポポフ選手から「立ち止まらない勇気の大切さ」の講演が行われ、途中、舞台上で日常生活用義足からスポーツ用義足に履き替える場面では、義足を初めて目の当たりにした児童は体を乗り出して見ていました。
また、3年4年の児童52人を対象に運動場で体育の授業が行われました。ポポフ選手のトレーニングを実際に行ったり、全ての児童とかけっこをしました。笑顔でかけっこする児童を見て関係者も心に元気をいただいた一日となったようです。
この一日を通じてポポフ選手が児童に伝えた事は、ポポフ選手自らの体験から生まれた言葉でもあり、それは「あきらめずに笑顔でいることの大切さ」「親や先生が言っていることをしっかり聞いて行動することの大切さ」で あり、共感や感銘とともに児童の心に納められました。

参加者からのコメント :

・ ポポフ選手の金メダルに触れることもでき、重たく、そして音が鳴ることに、とても興奮しました。
・ トップアスリートの技術や生き方を知る機会を持ててとても嬉しかった。
・ 障がいを持った人でも平等に走ることができたり、スポーツをすることができたりすることは凄いなぁと思った。
・ どうしたら、あんなにうまくなれるのか聞いてみると、「トレーニング!トレーニングを欠かさないこと、そして自分自身が 得意なことを見つけ努力しないといけないね !」と教わりました。

パラリンピック金メダリスト義足ランナーと一緒に“かけっこ”1
パラリンピック金メダリスト義足ランナーと一緒に“かけっこ”2
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