【スポーツ庁委託事業】タイ・チュラロンコン大学 体育教員研修への講師派遣
- 実施期間
- 2019年11月15日~16日
- 実施エリア
- タイ・ナコーンラーチャシーマー
- スポーツ種目/プログラム種別
- 学校体育教育
- 実施組織
- 独立行政法人日本スポーツ振興センター
- 支援先
- タイ・チュラロンコン大学
- 協同組織
- 筑波大学
- 支援対象者数
- 5,778人
タイの最高学府、国立チュラロンコン大学は毎年、体育学科の現職教員を対象とした研修を地方都市で開催しています。今年はバンコクから北東へ250キロにあるナコーンラーチャシーマー県で2日間にわたり開催され、小中学校の教員や教育関係者70名以上が参加しました。 日本スポーツ振興センターは2016年から講師を派遣し、学外研修の機会が少ない地方での活動を支援することで、タイ広域での体育教育の発展、普及に取り組んでいます。
筑波大学の三田部准教授による講義では、小中学校の体育科カリキュラムや、授業観察や観察カードを用いた評価、授業研究が紹介され、生徒自身が参加できる学習管理など具体的で取り入れやすい手法が好評でした。参加型で行われたワークショップでは、相互に評価し合える教材づくりとして、新聞とビニール袋で作ったボールゲームを実演し、生徒への声かけ効果や、身の回りのものを工夫して運動用具を作るアイデアに高い関心が寄せられました。ナンタラットさん(中学校教員・女性)
参加者からのコメント :
中学校で教えていますが、将来は小学校でも教えたくてワークショップに参加しました。授業にいろいろなアイデアを取り入れたいと思い、YouTubeで日本の動画を見て勉強しています。今回の研修でも、新しい取り組みや工夫をたくさん学ぶことができました。