• 3. すべての人に健康と福祉を
  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう

【スポーツ庁委託事業】ペルーにおけるラジオ体操の国際展開 2

実施期間
2019年9月15日~18日
実施エリア
ペルー・リマ市
スポーツ種目/プログラム種別
ラジオ体操
実施組織
日本スポーツ振興センター
支援先
ペルー教育省、リマ市第7教育部局、Laura Aliva Saldaña de Barrnco(特別支援学校)、 Juana Alarco de Dammert(国立女子幼小中高等学校)、国立リハビリテーションセンター、パチャカマック遺跡博物館
協同組織
全国ラジオ体操連盟、JICAペルー事務所
支援対象者数
6,485人

 2019年6月にペルーにて実施したラジオ体操の特徴及び、ラジオ体操を継続して行うことの意義や効果が理解されました。ペルー教育省はじめリマ市内の教育機関からラジオ体操の講習実施について更なる要請があったため、ペルーにて2回目のラジオ体操を展開してきました。

 ラジオ体操のコンセプトがペルー教育省が掲げる健康に関する教育目標に一致することから、ペルー全国スポーツ大会(Juegos Deportivos Escolares Nacionales 2019)開会式前の準備運動としてラジオ体操を紹介して欲しいと、同省より依頼がありました。そこで、全国ラジオ体操連盟の講師2名と共に、前回6月にラジオ体操の講習・指導を実施した Juana Alarco de Dammert(国立女子幼小中高等学校)の児童・生徒24名のみなさんと、ラジオ体操のデモンストレーションをペルー全土から集まった選手のみなさんの前で行ってきました。
 また、今回は、インクルーシブな社会形成を目指すペルー側の要請から、特別支援学校や国立リハビリテーションセンターでもラジオ体操の紹介・指導を実施しました。

現地関係者からのコメント:
・ラジオ体操を通じて異文化に触れることは、子どもたちにとってたいへん貴重な機会となった。日本から来たラジオ体操の講師の方々に子どもたちのラジオ体操の成果を見ていただいたことで、子どもたちのモチベーションが上がっている。ラジオ体操のパイロット校として、これからも朝の10分間の活動や、体育の授業の準備運動として継続して、ラジオ体操を行っていきたい。ラジオ体操をきっかけに、日本との文化交流がますます活発化していくことを期待している。( Juana Alarco de Dammert(国立女子幼小中高等学校)校長)
・体操自体が重要視されていないペルーにとって、ラジオ体操は、体操の重要性を示すきっかけとなった。2度目のラジオ体操の講習では新たな学びがあった。これから自身が所属する地域の体育教師を集めて、ラジオ体操の講習会を行い、各学校で体育教師がラジオ体操を展開できるように講習会を順次開催していく予定である。(リマ市地方07教育部局体育専門家)

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