ベトナム卓球支援交流事業=シチズン
- 実施期間
- 2019年3月11日~16日
- 実施エリア
- べトナム・ホーチミン市/ダナン市
- スポーツ種目/プログラム種別
- 卓球
- 実施組織
- シチズン時計株式会社
- 支援先
- ホーチミン市卓球連盟
ダナン市卓球連盟 - 支援対象者数
- 70人
ダナン市とホーチミン市にて代表選手へコーチング、交流試合を行いました。幼稚園の訪問による子供たちへの卓球の紹介し、障がい者施設にて、卓球交流、模範演技の披露を行いました。また、卓球関連用具(中古品)などの提供も行いました。
1月末にブータンを訪問し卓球の交流をした際、ボール不足を感じました。日本の練習では、練習効率を上げるため、たくさんボールを使用し連続で打つのが普通です。ところが、ブータンではボールが少ないので、1球ミスをするとボールを拾いに行かなければいけないため、連続で打つことができません。ある程度連続で打って、打球感覚を掴んだり、教える方もこのタイミングで教えた方が伝わると思っても、止まってしまいます。
これでは強化のスピードも半減すると思い、技術力を高めるためには、ボールが必要不可欠であると感じ、日本に帰ってから追加支援をすることを決めました。同行者が輸出入関係の仕事をしているので、ブータンで貨物送付の情報を入手し、帰国後スムーズにボールをブータンに送ることが出来ました。
日本では当たり前のことが、実は当たり前ではない、恵まれていることだと異国に行って感じさせてくれます。我々も日ごろから物を大切にし、感謝の気持ちを持って練習に取り組まなければいけないと再認識しました。今後このボールを使用し、ブータン卓球が発展することを願います。
活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。
http://www.sftlegacy.jpnsport.go.jp/wp/20190424-1-2/