GSAドリームキャンプ(Nature & Sport Training Camps 2016)
- 実施期間
- 2016年8月8日〜19日
- 実施エリア
- ケニア・ナイロビ(キベラスラム)
- スポーツ種目/プログラム種別
- テニス・自転車を使った人力発電機による発電体験・植樹
- 実施組織
- グローバル・スポーツ・アライアンス(GSA)
- 協同組織
- Sadili Oval Sports Academy
- 支援対象者数
- 300人
今年もケニア・ナイロビにて『GSAドリームキャンプ(Nature & Sport Training Camps)』が開催されました。このキャンプは、GSAと国連環境計画(UNEP)によるサポートのもと、現地のSadili Oval Sports Academy主管により進められています。集中的なトレーニングによるスポーツのスキルアップを図るだけではなく、リーダーシップ研修をはじめ、植樹やクリーンアップなどといった環境教育プログラムも行われることが特徴となっています。
このキャンプは主に、開発途上国など生活の事情からスポーツに接することができない子どもたちを対象に行われています。これまでにナイロビ市のラガタ地区(中流階級が主)や隣接するキベラ地区(ケニアで最も大きいスラム)、およびキスム市のマニャッタ地方(低所得地帯)など、延べ10000人以上の子ども達を啓発し、環境についての意識を高めるとともに、地域社会の他の子ども達の模範としての役割を果たさせることを目的として、スポーツ活動はもちろん植樹やクリーンアップなどの教育プログラムが展開されています。今回はさらに自転車を使った人力発電機による発電体験を実施しました。イベント当日には現地TV局の取材も入り、ニュースで紹介されました。
活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。
http://www.sftlegacy.jpnsport.go.jp/wp/20160808-0819-2/
GSAスタッフ:大津克哉(東海大学)
主催者からのコメント :
同プログラムは、過去10年以上に渡って成功を収めるとともに、競技の水準を高め、若いアスリートを触発する上で著しく貢献してきました。会場であるSadili Oval Sports Academyが子ども達へのスポーツトレーニング、環境問題をはじめ教育活動を長期のプログラムとして取り入れたことは、今日、東・中央アフリカで最もうまくいっているスポーツイニシアティブの例として紹介され、また成功しているキャンプであると評価を受けています。