ハートフルサッカーinアジア(ミャンマー)

実施期間
2016年7月26日~30日
実施エリア
ミャンマー
スポーツ種目/プログラム種別
サッカー国際交流
実施組織
浦和レッドダイヤモンズ株式会社
協同組織
三菱商事
支援対象者数
290名(ミャンマー)日本人学校116名、ガジートゥともだち小学校58名 、地元の高校91名、 養育施設25名

2007年AFCアジアチャンピオンズリーグ出場を機に、アジア諸国の子どもたちとの「国際草の根交流」を実施しました。 サッカーの技術を指導するのではなく、浦和レッズハートフルクラブの理念である「おもいやり」「信頼」「一生懸命」の大切さを伝える「こころの交流」を行っています。 過去11年述べ25か国、37都市を訪問し、今回は昨年に引き続きミャンマーを訪問しました。昨年大洪水で訪問できなかった小学校を中心にローカルな小学校、養育施設など訪問しました。

7月26日ミャンマーのヤンゴンに到着。その日の夜は、ミャンマー在日本大使館の丸山公使ほか三菱商事の理事、役員等主催の懇親会に出席し、あらためてハートフルクラブの活動理念を説明し、現在のミャンマーの事情などをお聞きしました。
翌27日は午前中はヤンゴン市内の日本人学校を訪問し、小学校1年生から中学生まで総勢116名に講義と実技を指導しました。
その後、ミャンマーサッカー協会会長を表敬訪問し、28日は昨年大洪水の影響で通行止めや被害が大きかったため訪問できなかった「ガジートゥともだち小学校」を訪問しました。この「ともだち小学校」は安倍晋三内閣総理大臣が会長を務め、遠藤利明東京オリンピック、パラリンピック担当大臣が代表を務める「アジアの子どもたちに学校を作る議員の会」によって設立が支援されたところです。学校には校庭がないので、ミャンマーサッカー協会が用意してくれた芝生のグラウンドでサッカーを行いました。初めての芝のグラウンドということで子供たちのテンションは上がりっぱなしでした。
29日は地元の小中高一貫学校の高校生を対象に講話、サッカー実技を実施しました。
午後はミャンマー市内で人身売買やエイズ感染の被害から子供たちを守る養育施設を訪問し、泥濘のグラウンドで泥だらけになりながら一緒にサッカーに興じました。
今回はDHLの協力で事前のホームゲームでファン・サポーターから集めたレッズのユニフォームやTシャツなど733枚を各学校の子どもたちにプレゼントしました。
通訳を介しての講話でしたが、真剣に耳を傾け、実技でも笑顔いっぱいで一生懸命にボールを追いかける姿には感動を覚え、終了した後も日本語の「OMOIYARI」を連呼していました。

活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。
http://www.sftlegacy.jpnsport.go.jp/wp/20160726-30-2/

現地関係者からのコメント :

ガジトゥーともだち小学校校長先生 「昨年は洪水被害で来ていただく事が出来ませんでしたが、6月には日本にご招待いただき、そしてこうしてまた遠いこの学校まで来ていただいてたいへん感謝しています。普段おとなしい子供たちも笑顔いっぱいでサッカーができたことにほんとうに感謝しています。ありがとうございました。」
ミャンマー在日本大使館公使 「2年連続ミャンマーに来ていただいて、日本人学校の子どもたちや地元の子どもたちにサッカーだけでなく『こころ』も教えていただき本当にありがとうございました。」 ミャンマーサッカー協会会長 「こころを伝えるハートフルクラブの活動は素晴らしいです。これからもミャンマーのサッカー、スポーツの発展に尽力してほしいです。」

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©URAWA REDS

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