日本卓球協会による中古卓球用具の寄付活動
- 実施期間
- 2016年3月~2017年7月
- 実施エリア
- 開発途上国のITTF加盟卓球団体 (フィリピン、キリバス、サモア、モロッコ、ケニア、ガーナ、ミャンマー、ネパール、アルゼンチン、モンゴル、フィジー、バヌアツ、コスタリカ、グアテマラ、マラウイ、ナイジェリア、ウガンダ、ブータン、オセアニア)
- スポーツ種目/プログラム種別
- 卓球
- 実施組織
- 公益財団法人日本卓球協会国際卓球連盟(ITTF)
- 支援先
- 開発途上国のITTF加盟卓球団体
- 協同組織
- 国際卓球連盟(ITTF)
- 支援対象者数
- 7,278人
卓球は使用する用具が結果に大きく影響するスポーツですが、開発途上国では、用具が流通しておらず、入手そのものがままならない状態です。JICAの活動で海外派遣された卓球コーチからの要請をきっかけに、中古用具を開発途上国へ届けることになりました。ホームページや大会会場にて募集を呼び掛けたところ、日本の卓球人から世界の卓球仲間のための寄付が続々と集まっています。
2016年3月から開始し、1年5か月の間で、中古ラバー9,397枚、中古ラケット622本、シャツ等1,065枚が集まり、ラバー5,814枚、ラケット404本、シャツ等1,060枚を寄付しました。キリバス、サモア、フィリピン、モロッコ、ケニア、ガーナ、ミャンマー、ブータン、ネパール、アルゼンチン、モンゴル、フィジー、バヌアツ、コスタリカ、グアテマラ、マラウイ、オセアニア卓球連合(全24団体のうち 12団体が途上国)、ナイジェリア、ウガンダ、国境なき卓球団に届けております。活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。
http://www.sftlegacy.jpnsport.go.jp/wp/17090601-2-2/
現地関係者からのコメント :
Webで注文しても配達区域でないため購入ができず、何年も同じラバーを使うのが当たり前だった。また、経済的な理由で購入できない子供たちも多い。日本からの寄付は、子供たちに大きな夢と希望を与えられたことが何よりの効果だ。支援に感謝し、卓球の開発に取り組んでいきたい。