この度、日本ライフル射撃協会はスポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアムの趣旨に賛同し、その一環としてＪＳＣがスポーツ庁から受託している　「戦略的二国間スポーツ国際貢献事業」として、韓国ナショナルチームを招聘する事業を実施しました。今回は韓国ナショナルチームからナショナルコーチのキム・ウー・ヨンコーチ、ジュニアコーチのチャン・ヒョンテコーチ、女子選手のリー・ウンソ選手とパク・ヘンミ選手をお招きしました。

キム・ウー・ヨンコーチは韓国ナショナルチームエアライフル女子担当のナショナルコーチとして9月の世界選手権において金メダル、銅メダルで東京２０２０オリンピックのＱＰを2つ獲得し、団体戦においても金メダルを獲得するなど素晴らしい功績を成し遂げました。強さの秘訣を学ぶべくナショナルチーム松本崇志選手（自衛隊体育学校）、清水綾乃選手（同左）、岡田直也選手（ALSOK）が合同合宿に参加し交流を深めました。韓国では１１月～１２月は試合の無いオフシーズンで、冬の時期には銃のメンテナンス、装備の入れ替え、姿勢の見直し、据銃力のアップ、フィジカル強化など基本に立ち返った内容を中心に練習を組み立てるとのことで、練習時間のほとんどを据銃時間に費やしていました。コーチ・選手ともに日本チームとの親睦を深めて頂き、これからも友好な関係を継続して行こうと約束をしました。今後も韓国ＮＴとの合同合宿などを継続して実現したいと考えています。

活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。
http://www.sftlegacy.jpnsport.go.jp/wp/20190418-4-2/