北海道名寄市では、国際化の進む社会の様々な分野で活躍できる子どもの育成、交流人口の拡大による地域の活性化を目的に、台湾との交流事業を平成25年度から推進しており、交流自治体中学生親善野球大会への参加、台湾からの高校生教育旅行の受け入れ等を行っており、幅広い人材育成を行っています。

12月に開催される交流自治体中学生親善野球大会に向けて、9月に市内3中学校から選抜された｢チーム名寄｣を結成し、合同練習を積み重ねるとともに、中国語や台湾の文化や歴史を学び、より充実した交流になるよう取組みを進めました。
交流試合は、世界野球プレミア１２で使用された天母球場で行われ、強豪の台湾チームと４試合を行いましたが、持ち前のチームワークで粘り強く戦い、３勝１敗の好成績を上げることができました。
選手たちにとって、野球というスポーツを通じて努力・感謝の気持ちが培われ、さらには国境を越えた交流により友情の輪が広がり、今後の人生において貴重な体験となりました。